山と渓谷6月号に掲載された質問への全解答です。

本誌に掲載された内容は山と渓谷6月号にて確認してください。

Q:

長時間歩くと足の裏やふくらはぎが攣ることがあります。何かよい対処方法があれば教えてください(バーバリアン・クラブ所属:31歳女性)

A: 

足の裏やふくらはぎは比較的攣りやすい部位ですが、いずれにしても体が攣るということは、何らかしらのSOSを発信していることです。

様々な原因が考えられますが、大きく分ければ、筋肉の疲労、体内ミネラルバランスの偏り、水分不足などがあげられます。

登山自体が非日常ですから、日常ではかからない肉体的なストレスが全身にかかってくることになります。当然、筋肉は疲労しますし、汗もかきます。汗をかくと水分はもとよりナトリウムなどのミネラルも一緒に体外に出て行きます。

こういった非日常における体からの強烈なSOSが攣るという形で具現化されていると思ってください。

その対処法ですが、まず入山前には入念なストレッチや準備体操をしておきましょう。繰り返しになりますが、登山は非日常です。普段はあまり使わない部位もしっかりとストレッチをしてやる必要があります。

そして水分とナトリウムを適宜補給しながら登山することをおすすめします。水分補給は基本の基本となりますが、水だけだと発汗の際には体内のナトリウム濃度が更にさがってしまうので、ナトリウムが配合されているスポーツドリンクなどがお勧めです。日常においては減塩が健康の基本となりますが、汗を大量にかくシーンにおいてはむしろ積極的にナトリウムを摂取するべきです。

ほかにもクエン酸やアミノ酸などが入ったスポーツドリンクを活用すると、筋肉へのストレスが軽減され、更に快適な登山が目指せると思います。
(桑原塾 運営事務局)

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